大川神社は、大川山(1,042M)頂上に鎮座する、香川県内で1番高いところにある神社。
祈雨の神様ということで、土器川下流域に多く祀られている。
大川神社由来(境内案内板写す)
大川神社には、 木花之佐久夜毘売 (コノハナサクヤビメ)と 大山津見命 (オオヤマツミノミコト)が祀られています。
「 古事記 」や「 日本書紀 」によると、木花之佐久夜毘売は、花が咲いたような美しい神とあり、 邇邇芸尊命 に嫁ぎました。
説話では、火が燃えさかる産屋の中で火照命(海彦)、火須勢理命、 火遠理命(山彦) の三人の男の子をつぎつぎに生んだそうです。
このことから、後世、安産の神様として信仰されてきました。
また、火を噴く山の神霊を鎮めるため、かつて活火山であった富士山や、浅間山にも祀られて信仰されています。
大山津見命は木花之佐久夜毘売の父君といわれ、山の神様として、また農耕の神様として信仰されてきました。
社殿によると聖武天皇の頃、天平四年(七三二)に大旱魃があり、時の国司が大川神社に恵みの雨を祈ると、一天にわかにかき曇り大雨が降ったそうです。
それ以来、祈雨の神様として歴代国主の信仰厚く、讃岐、阿波はもとより四国中からも尊崇されてきたということです。
そして、大川神社では旧暦六月十四日、大川念仏踊りが行われています。
香川県神社誌によると「神社は、阿讃国境の最高峰大川山の頂にあり。文武天皇の御宇役小角の創建する所と云ふ」とある。
讃岐の自然☆文化☆アートまるごとワークショップでの開催地でした。