以下、さまざまな文献からのメモを整理したもの。
人間の脳からも微弱な電気信号、つまり脳波が出ていますが、脳の活動状態によって特有の周波数を持っており、熟睡時はδ(デルタ)波、入眠時はθ(シータ)波、リラックスしている時はα(アルファ)波、通常生活時に多いβ(ベータ)波、イライラした時に多いのがγ(ガンマー)波になります。
α波はおよそ8~13ヘルツの波長のもので、脳が最もリラックスした状態とされています。
α波の下にはθ波という波長があり、脳がθ波を出しているのは、まどろんでいるような時で波長は4~7ヘルツです。
このα波とθ波の境界あたりに微妙な7.8ヘルツの波長が存在していて、これは、地球そのものが放出している自然界の微弱電波だといいます。
これは今世紀初頭にドイツの物理学者W.O.シューマン博士が発見したもので「シューマン共振」あるいは「シューマン波」と呼ばれています。
7.8ヘルツのシューマン共振とは、地球そのものが発する波動で、「地球の脳波」とも呼ばれています。
これは地球の太古の時代から存在し、地球の生命に莫大な影響を与えてきました。
もっとも深い瞑想状態や川のせせらぎや風の音を聞くと7.8ヘルツの脳波になります。
ところが、昨今このシューマン共振に関して重大な事件が持ち上がり始めています。
シューマン共振は発見以来ずっと7.8ヘルツでした。
ところが1980年頃を境に、徐々に上昇を始め、1997年には30%近く増えて10.1ヘルツになりました。さらに2000年には、ついに13ヘルツになってしまい、遂にα波の上限に達したのです。
シューマン共振は今後も波長が増大し、2013年には20ヘルツくらいまで上昇するだろうと考えられています。
これは大変なことで、地球生命の本質に関わる「地球の脳波」が変わってしまうのだから、生命体への影響は量り知れません。
ニューヨーク州立大教授のロバート・ベッカー博士は細胞活動の異常に関して「サイクロトロン共振理論」という説を唱えています。
全体としては非常に難解な理論なのだが、要点として以下の現象を挙げたいと思います。
細胞分裂の際にDNAが二分されるが、このとき螺旋状の遺伝子が解ける瞬間があります。
ここに、生体情報にとって紛らわしい16ヘルツ周辺の電磁波が作用すると、DNAからカルシウム・イオンが抜け出し、正常な遺伝情報が転写 、合成されない事態が生じることがあるというものです。
前述したように、地球の脳波と呼ばれるシューマン共振は、あとわずかで16ヘルツに達する見込みです。
そうすると地球上のあらゆる生命体の遺伝子は狂いを生じる可能性があります。
また、後述しますが、人間の脳には「松果体」と呼ばれる箇所があり、一般には概日リズムを調節する睡眠ホルモン「メラトニン」を分泌することで知られています。
ただし、その機能の全貌にはまだ不明な点が多く、インドの「クンダリーニヨガ」の世界では「サードアイチャクラ」と結び付けられ人々の霊性を開花させるのに重要な器官とされています。
カルフォルニア大学のロス・エイディ博士は、この松果体にも電磁波を感じる磁気体があり、電磁波の影響によって神経ホルモンの分泌異常が起こる事を報告しております。
リラックス時のα波と入眠時のθ波の境の7.83Hzの周波数は、シューマン波の周波数でもあり、同じ波長により心地よい睡眠と関係すると考えられます。
実際に宇宙への有人飛行では、初め宇宙飛行士達が体調不良を起こしたのですが、原因がこのシューマン波が宇宙へ届いていないからだったようで、NASAは宇宙船内にシューマン波発生装置を装備し、宇宙飛行士の体調の悪化を解決したそうです。
その他にも、整体や整形外科などで使われる低周波治療器には、シューマン共振波を使った装置もあり、人体に対して治癒を促進する効果も確認されています。このように人体とシューマン波には深い関係があり、不眠を解消するのに期待できると言えます。
シューマン共振がヒーリングや気の世界でテーマとして取り上げられる最大の理由は、その第一共振周波数である7.83Hzが、瞑想時や気の施術時に発生する脳波の周波数7.5Hz(シータ波〜ミッドアルファ波のレンジ)とほぼ同じということです。
人がリラックスしていたり瞑想する時に、脳がシューマン共振と同調し、ヒーリング効果が生まれると考えられています。
脳の表面付近の細胞内にはマグネタイト微粒子が広く分布し細胞1g当たり500万個存在します。 組織としては、特に、海馬と松果体が電磁気を良く感知します。
当初、松果体は光に対する感受性が高く、光りが増すと脳全体を賦活させるといわれます。
松果体はメラトニン、セロトニン、ドーパミンなどを産生するので、それがその賦活に関与する物質として働きます。 更にその生産には周期的なリズムがある事から体内時計としての役割も担います。 松果体は、形状が松かさに類似している事から命名されました。
フランスの心理学者ピネル(1745~1826)が、初めて人の脳内の内分泌腺の存在を指摘したわけですが、その具体的な働きについては、最近やっと少しづつ知られてきたところです。 ドイツ、ロシアでは地磁気の人体への影響について研究が進んでいます。 防磁ネットや、鉄筋(=軟鉄なので磁力を吸収しやすい)の建物に閉じこめ地磁気の影響を減らすと人間は攻撃的になり、最後は発狂します。
自動車の内部も同様で、0.25~0.28Gausで戸外の約半分くらいです。 都会は地面をアスファルトなどの絶縁体で覆っているので、さらに地磁気が少なく、田舎より何倍も多い有害電磁波が飛び交っています。
その為に、多くの人が自律神経失調症や肩こり、不眠などで不健康な生活を強いられています。
弱い磁気には血管拡張作用があり、しかも磁界の中を血液(ヘモグロビンは軟鉄を含む)が流れると、電気が発生し、イオン化しやすい。するとお互いの反発力でクラスターは小さくなり粘稠性が低下します。 いわゆる血液がサラサラの状態という事です。 当然、末梢循環は活発になります。
なぜシューマン共振が今、この時代になって、増大してきたのか。
当初これは太陽黒点の活動と関係があると思われていました。太陽の磁場が高温プラズマの中に創りだした模様のようなもので、その周囲より2000℃ほど低い領域があります。
太陽は「太陽ダイナモ」と呼ばれるようにダイナミックに磁力線を描き、不均一な自転と対流渦で黒点は発生します。その発生数は11年周期で、現在、活動期を迎える頃です。
太陽活動とシューマン共振が関連があるとしたら、シューマン共振も11年周期で変化するのが当然でしょう。発見以来数十年間、ずっと、7.8Hzで変化しなかったものが突然近年上昇し始めた理由は、太陽黒点とは関係がないと考えられます。
ではいったい何の理由で地球の脳波が変化したのか?
実は直接原因はフォトンベルトにありました。
New York州立大学の地球物理学教授 ロバート・ベッカー博士は細胞活動の異常に関して「サイクロトロン共振理論」、「流体ダイナモ説」とを唱えています。 全体としては非常に難解な理論ですが、以下、要点を示します。
細胞分裂の際にDNAが二分されますが、この瞬間にラセン状の遺伝子がほどける瞬間があります。
ここに生命情報にとって紛らわしい16.0Hz周辺の電磁波が作用すると、DNAからカルシウムイオンが抜け出し正常な遺伝情報が転写合成されない事態が起きる事があるというものです。
あと少しでシューマン共振が16.0Hzに達しますが、そうすると地球上のあらゆる生命体の遺伝子に狂いを生じるかもしれません。 カンブリア期の奇怪な生物が多く発生した状況(カンブリアバースト)がまたくるのかもしれないのです。
シューマン共振は、現在どんどん上昇しています。
7.8Hz/1984年、 8.6Hz/1993年、 10.1Hz/1997年、 12.6Hz/2000年
その原因は、太陽系が、フォトンベルトに突入しつつあるためらしい。 現在、既に太陽は完全にフォトンベルトに入っています。 地球も含めて太陽系全体が、その帯域に入るのは、2012年12月21日といわれています。
現在、シューマン共振は脳波で言えば、β波(12~26Hz)くらいですが、これはフォトンエネルギーで励起されつつあるからで、それに共振する人間の脳波も、β波特有のイライラした興奮状態になっています。
これは何を意味するのでしょうか?
エゴの多い人はβ波優勢だが、それが増幅されるので、エゴのぶつかり合いが顕在化します。そして更に興奮するとγ波(26Hz以上)になり、自制を失い、感情の自己コントロール不能に陥ります。
しかし既に思考エネルギーの振動数が高い人達は、さらに励起され精妙化するだけで、それに巻き込まれる事はありません。 その先は、恐らくシューマン共振、人間の平均的な脳波ともに、再びα波、デルタ波、ミッド波と低下してくるだろうと思われます。
最終的には、悟った人達だけの世界になると考えられます。