1 事業の背景・目的
「うどん県」宣言のPRで全国的にも話題になった香川県では、うどん店が約900店舗もあるといわれ、観光客にも人気が高く、うどんタクシーなども走らせるなど、うどんが観光や地域振興の中心的存在となっています。
しかし、うどんをこよなく愛する県民のうどん麵に対するこだわりは、「うどんはこしが命」とばかりに時間がたてば廃棄します。某うどん麺製造企業では、年間約1500トンも焼却処分されており、焼却費用は2000万円ともいわれています。これらは実に「もったいない」ことです。
このプロジェクトでは、廃棄処分されている「生うどん」を資源にするという新しい発想、価値観、技術、仕組みにもとづいた構造を高松市、企業、NPO等とともに創り上げ、廃棄うどんの再資源化に取り組んでいくことを目的としています。
2 内容
☆うどん店から日々消費され捨てられているうどんを、厄介な生ゴミとして廃棄処分するのではなく、循環サイクルの環の中に組み入れリサイクルすることで、さぬきうどん店から廃棄物をできるかぎり減らし、持続可能な循環型社会のシステム・モデルを構築します。
☆上記の事業を実施していくにあたり、本コンソーシアムメンバであるNPOが福祉施設やコミニュティ・地域団体・企業等と協働して取り組んできた循環システムを活用して、うどんまるごと循環プロジェクトを展開し、香川県内に共助の仕組みをつくります。
☆高松市主催のイベント(高松市環境展(2012.6)に出展)やコンソーシアムが開催する「うどん県。まるごと循環サミット」(2012.11.4)などにより県内外への普及とPRを積極的に図っていきます。
3 実施計画
【事業計画の策定】
事業実施に当たって、運営委員会等における検討を重ね、コンソーシアムメンバーが外部の福祉施設や企業等と協働して事業を遂行するための事業計画を策定します。
【循環システムの構築】
廃棄うどんを使った持続可能な循環型社会のシステム・モデルを構築するため、うどんバイオエタノールを生成する企業、高松市内で店舗を多数展開するうどん店 および 運搬業務を担当する企業を中心とし、コンソーシアムメンバーで検討します。
【共助の仕組みづくり】
香川県内に共助の仕組みを作り出すため、これまでNPOが構築してきた割りばし循環サイクルの仕組みを利用して、福祉施設や一般市民が参画できる仕組みを構築します。
【普及啓発】
高松市主催のまつり・イベントにおける普及啓発活動のほか、「四国まるごと循環サミット(仮称)」を開催し、本プロジェクトの活動を県内外に情報発信していきます。
4 構成メンバー
香川大学大学院教授
高松大学講師
ボランティア活動者
Peace of New Earthは、事務局業務のほか、イベント協力やフライヤー・デザインなどで参画させていただいております。
5 マスメディア報道
○RNC西日本放送(2012.1.13 RNC News Every)
○KSB瀬戸内海放送(2012.1.13 スーパーJチャンネル)
○OHK岡山放送(2012.1.13 OHKスーパーニュース)
○OHK岡山放送・RNC西日本放送(2012.1.13・PDF)
○SHIKOKU NEWS(2012.1.14インターネット・PDF)
○ヨミウリ・オンライン(2012.1.13インターネット・PDF)
○Asahi.com(2012.1.13インターネット・PDF)
○朝日新聞(2012.1.17・PDF) ※以上、平成23年度総会記事
○RNC西日本放送(2012.1.27 News Every)
○RSK山陽放送(2012.1.27 イブニングニュース)
○KSB瀬戸内海放送(2012.1.27 スーパーJチャンネル)
○OHK岡山放送(2012.1.27 スーパーニュース)
○NHK高松放送局(2012.1.27 ゆう6かがわ) ※以上、第1回運営委員会報道
○OHK岡山放送(2012.2.9 スーパーニュース) ※録画あり・ちよだ製作所・さぬき麺業取材放送
○四国新聞(2012.2.1・PDF) ※香川副会長(さぬき麺業社長)・取材記事
○KSB瀬戸内海放送(2012.6.1 スーパーJチャンネル)
○OHK岡山放送(2012.6.1 スーパーニュース)
○RSK山陽放送(2012.6.5 イブニングニュース)
○毎日新聞(2012.6.13・PDF) ※角田会長・取材記事
○KSB瀬戸内海放送(2012.6.25 スーパーJチャンネル)
○日経新聞(2012.6.27・PDF) ※角田会長・取材記事
○日経新聞(2012.8.4・PDF) ※ちよだ製作所・取材記事
○NHK高松放送局
○ABC朝日放送(2012.9.13 キャスト・アレ・キニナール、関西向け)
○KSB瀬戸内海放送(2012.9.14 にこまるワイド)
○KSB瀬戸内海放送(2012.10.19 スーパーJチャンネル)
○KSB瀬戸内海放送(2012.11.1 にこまるワイド)
○KSB瀬戸内海放送(2012.11.4 スーパーJチャンネル)
○読売新聞(2012.11.8インターネット) ※「うどん県。まるごと循環シンポジウム」取材記事
○KSB瀬戸内海放送(2012.12.12 にこまるワイド)
※記事訂正:主催者は「環境省」ではなく、「うどんまるごと循環コンソーシアム」
○NHKラジオ第一放送(2013.1.9 ふるさと元気力・全国放送)
○KSB瀬戸内海放送(2013.1.26 特集報道)
○KSB瀬戸内海放送(2013.2.17 特集報道再放送)
○KSB瀬戸内海放送(2012年8月~2013年2月まで地球ステーションでCM放送数十回)
○共同通信(未定)
○山陽新聞(未定)
上記は把握しているもののみ。
6 関連記事
○ほっとニュース・メディアジャム(2012.1.14インターネット・PDF)
7 お問合せ
うどんまるごと循環コンソーシアム事務局 080-6395-5831(事務局長)